3日連続缶コーヒー
長年愛飲している缶コーヒーがある。某メーカーの某オリジナル缶。SINCE1975とあるので ぼくより2歳年下。
缶コーヒーの種類は数限りなくある。「最高級の味を再現」みたいな謳い文句の新商品が出るたびに購入してみるけど、どうもしっくりくるものがない。確かに一口目は「おっ!」と思わせるんだけど、どれも後味に課題を残している印象。
その点 某オリジナルは最初から缶コーヒーのクオリティと割りきっている潔さがある分、味のバランスが申し分ない。缶のデザインは数年おきに代わるも、中身のほうは長年ほとんどいじっていないのではないだろうか。勝手に思っている。
そんな某オリジナル、いちばん飲んでいた時期は工場勤務のときで、朝の就業前に1本、10時休憩で1本、昼休みに1本、3時休憩で1本、残業前の休憩で1本と、日に5本飲んでいたことになる。さすがに飲み過ぎで、当時は1日中胃が暴れているような感じだった。
一時期、決別を試みるも、最近は他の理由が加わり、ほど良い距離感で付き合っている。
コーヒーといえば、もともと利尿作用があるけれど、ぼくはあるときを境に離便作用も働くようになった。それも、いつも もよおすわけでなく。「出したい」という念と この缶コーヒーがセットで威力を発揮する。
もともと便秘ぎみの ぼくは2日続けて出ない朝に缶コーヒーを投入、8、9割はこれで解決する。ほぼ3日に1本のルーティーンが定着した。
では3日連続缶コーヒーとは?
それは、年に1回訪れる健康診断の時。よその検査がどういう形式か分からないけど、ぼくが視てもらう診療所は2日分の便を提出する。前日、当日でもよいけれど、検査当日の朝は飲食が禁じられているので缶コーヒーが飲めない。だからぼくは、一応許容範囲である前々日に缶コーヒー排便、前日に缶コーヒー排便、で対処。当日の検診に望む。この歳になると必須なのがバリウム検査。プロテインのようなバリウムは嫌いではないけれど、検査後には下剤で排便しなければならない。その時にダメ押しで飲むのが缶コーヒー。これで年に1回の3日連続が成立する。
こう書くとほとんど便絡みでしか、飲んでいないことになるけど、それでも飲む前の高揚感は押さえられない。もうすぐやってくる今年の健康診断が待ち遠しい。
今週のお題「最近飲んでいるもの」
2023 11 22