白に水
朝、早起きしても暖房を付ける必要がなくなった。春夏野菜の季節到来。
今年、我が家の庭で先陣を切ったのはキュウリ2株とナス1株。これから週末ごとにミニトマト、ピーマン、ゴーヤ、マクワウリなどを予定している。
去年から実施して威力を発揮しているのが、白い土のう袋と自作の水やり装置。
うちの果菜は大きめの黒いバケツ型プランターでひと株ずつ栽培している。ある本に、黒は熱を吸収しやすいから、何か白いもので覆ったほうがよいと書かれていた。白い土のう袋で覆ってはみたものの、半信半疑も手伝って、日陰の時間が長い場所にあった小玉スイカだけは、黒いバケツのままで置いていた。
気温が上がって真っ先に枯れてしまったのが、そのスイカ。拳大に育った丸裸の実が痛々しかった。確か去年のこのブログでは順調に育っていたところまでしか記していない。都合の悪いことだけ今さらのカミングアウト。
今年はオセロゲームのようにあらゆる黒いものを白で覆ってやる。
水やり装置は、ざっくり言ってしまうとペットボトルを逆さに設置して、数滴づつ時間をかけて水やりをする仕掛け。これも手間をかけて作っておきながら、効果には若干の疑問を持っていた。
今回、何気なく目にして、驚いたことがある。
水やりの際、ひとつの株の辺り一面に水道ホースのシャワーでたっぷり水をかけて、同時に装置からも水を垂してみた。夕方覗いてみると全体はカラッカラに乾いていたけど、装置の周辺だけは茶色に濡れていた。いくら時間をかけて水やりをするといっても、昼前には装置のほうも空になっていたはず。保湿の面で抜群の効果が実証された。
これからは、むしろ水のやり過ぎに注意しなくてはいけない。
ちなみにこれに似たような水やり装置。観葉植物用に市販されていたのを嫁がYouTubeで見かけたらしい。
ちょっと嬉しい。
2024 4 16