258 ひとりごと
ぼくが丹精込めて育てた野菜よりも 娘が適当に育てた野菜のほうが立派 という問題について
今年も娘とのホウレンソウ対決は、ぼくの敗北が濃厚。(去年の対決は "159ひとりごと" を見てね)ぼくのホウレンソウは栽培初期から早々と葉っぱが黄色くなり、娘のは青々としている。笑ってばかりもいられないので原因究明を試みる。
まず、土作り。散々手をかけたぼくの土に対して、娘に用意したのは、ナスの樹を処分しただけの場所。
地上部でカットしただけなので、耕さずとも根が残り、空気の通りが良くなったのかもしれない。そして、野菜の連作は良くないといわれているなか、ナスの後にホウレンソウという組合せは、相性が良かったのかもしれない。
次に栽培環境。日当たりと水やりは条件が同じ。
違うのは、ぼくの手作りハウス栽培に対して、娘のは 吹きっさらしの露地栽培だったこと。ホウレンソウは冬野菜の基本に立ち返れば、ハウス栽培は過保護過ぎるのかもしれない。スーパーのホウレンソウだって、かたちは悪くても露地もののほうが健康そうに見える。
こうして分析をしてみたことで、ぼくのプライドは多少なりとも保たれた。次回は必ず娘の真似をしようと心に誓う。
2024 2 12