目指せ300up

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173 ひとりごと

         自我
 
 最近4歳になった娘が自我に目覚めつつあるのをひしひしと感じる。
 今までの会話、意思の疎通、好き嫌いなどとは、ちょっと質の違うこだわりを感じるようになった。
 ひとりでやっている ままごと でも、食べましょうね、寝ましょうね、といった単純なやりとりではなく、これをやって、これをやったら次はこれ、みたいなストーリー感が見ていて面白い。

 「サーティワンのアイスクリームを買ったら、馬に乗って、病院(美容院)で髪を切って、キティちゃんの誕生日だから11時10分に家へ帰るの」!?

 一般的にも言われている、この時期にその人の基礎が出来上がる、ということを思うと、楽しみでもあり、怖くもある。
 自分の幼少期を振り返ると、ただ、ひたすらザリガニを採っていた記憶しかない。とにかく生き物が好きな子どもだった。
 同じような子どもだった近所のひとつ上のお兄さんが、その趣味を活かして見事 獣医さんになったと聞いた時には、「ああ、さすがだな」と思った。 
 ぼくはといえば、農作業を仕事にしていて、あまり活かされたとは言い難い。しかし、作業中に見かけるザリガニには、いまだにテンションMAX。川魚、クワガタやカブトムシにも目がない。今の仕事で良かった、とは思っている。つい先日も今年初ザリガニ発見、「ずっと見ていられるなぁ」と、癒された。"仕事しろよ"
 うちの子は最終的に何に興味を持つのだろう?ぼくがしてあげられることは、できるだけたくさんの選択肢を作ってあげることぐらい。
 そういえば「親に出来ることは自分の背中を見せることだけだ」と 何かで読んだ。ここ2、3年だけでも、子どもの前ではみっともないまね は封印しよう、とも誓う。
2023 4 7