仕事はつらいよ
今週のお題「やったことがあるアルバイト」。
アルバイトの経験は高校生のときの郵便配達だけ。自転車で配るんだけど、陸上部で鍛えた自慢の脚力で1日分の配達量を半日で配り終え、残りの半日はサボっていた。
この行いが、後の社会人生活に暗い影を落とすことになる。
工場で働くようになって痛感したのは、自分はこういう職種に向いてないことを悟るために工業高校へ通っていたのではないか、ということ。部活で選んだ高校だったし。
失敗ばかりでボロクソに責められる毎日だった。あるときも、上司に間違いを指摘され、指示どおりに加工をやり直した。
ところがその後の様子がおかしい。2、3日したら、理由も説明もなしに最初のぼくの加工に戻して欲しいと言う。上司が間違っていたのだ。「今回は俺が悪かった」の一言が言えない上司に嫌気が差して退職。
でも世の中、理不尽を被るのは何処へ行っても似たようなもの。職を転々とすることになる。
今の職場に長くいられるのは、人付き合いは全く駄目でも自分に向いている職種(農作業)だから。多少上の立場になったけど、以前の経験から「ありがとう」と「ごめんなさい」を言えない人間にはなりたくないと常々思っている。
あと同じ境遇の人なら分かると思うけど「前の会社に戻りたい」と思うのはプライドが許さない。その一心でやってきた。実際、戻りたいと思ったことは全くないのでホッとしている。夢で以前の会社の悪夢を見ることは多々あるけど。今の会社の悪夢もたまに見るよ(笑)。
まあ、あと10年、定年までは頑張って、その後はアルバイト生活だな。そしたら、このテーマで ちゃんと書けるかも。
2023 7 20