カラオケ行く行く詐欺
カラオケへ行きたい、行きたいと言いながら、長い空白期間。いまだに、
「コロナが5類になったら行こうかな」
「子供がもう少し大きくなったら
一緒に行こうかな」
「一人カラオケデビューしてみようかな」
ああでもない、こうでもない、言っている。
カラオケに対して、腰が重くなった理由のひとつに「デンモク(電子目次本)」がある。今では当たり前になってしまったタッチパネルで曲を探すこの機械が好きになれない。。
昔は曲名の一覧と歌手別の一覧がセットになった分厚い本で曲を探していた。そして入力用のリモコンは家庭用と見間違うくらいに、コンパクト。
ぼくの場合、本からデンモクになったとたん、曲探しが苦痛になった。理屈ではいろいろな手助け機能もあって探しやすいはずなのに、一画面に表示できる曲数の少なさがネックみたいだ。ちまちまポチポチ押すのが嫌。いやもしかして、今のやつって画面はスクロールなのか！？知らんけど。
どちらにしても自分が「デンモク」に馴染めるとは思えない。かといって本の時代に戻ったら辞書の厚さでも間に合わないだろう。
そこで思いついた。「マイ目次本」を作ってしまえ。これは口だけでなく、もう手帳に書き始めている。あいうえお順ではつまらないので、いろいろテーマを設定して記入。「十八番」とか「80年代」とか「桜、春」とか。
自分の歌える曲、歌いたい曲がずらっと並んでいるページを捲るのは爽快。
これで重い腰は上がるのか。手帳を眺めているだけでお腹がいっぱい、なんて事態は避けたいところだ。
2023 3 4
