#1 鯛
#2 ワニ
#3 考える豚
もしも動物が言葉をしゃべったら、動物の本音が分かったら、というのはある意味永遠のテーマであって、謎だからこそ落語の中では自由に想像を膨らませことができる。
文枝さんの動物愛に溢れた世界観を楽しもう。
#1 料亭で食べられるのを待つしかない生け簀の鯛。生き延びるためにこんなやりとりが繰り広げられていることを、ぼくたちは知る由もない。
#2 人に危害を加えしまったワニを、長年愛情をかけて育ててきた飼育員の主人公が殺処分しなくてはいけないという、切ないストーリー。しかし、そこは文枝さん。そこかしこに笑いをちりばめて、ウルトラCの着地へ。
#3 鯛も必死なら豚も必死。えげつないのは人間。それにしてもどうやったらこんな発想が思い浮かぶの?人間に食べられない為にダイエットをする、マッチョな豚って・・・。
2022 9 25