目指せ300up

音楽、読書、子育て、家庭菜園、カラオケ、他、他、他

34 ひとりごと

         豊作

 今年は購入した新譜CDの数が久々に多かった。
 若い頃は毎月のようにアルバムを買い漁っていた。ジャケ買い、即売りなんていっても今の人達にはピンとこないと思う。昔は「買ってから聴く」音楽が確かに存在した。
 今のご時世「聴いてから買う」音楽には、スリルはないけどハズレもない。したがって購入したものはそのまま愛聴盤になる。今年は良い音楽にたくさん出逢えた。

・「ワン・ショット」 ロニー・アトキンス     
 どの曲も畳み掛けるようなサビの重ね方にグッと引き込まれる。アルバムタイトル曲「ワン・ショット」は感動の王道ロックバラード。ロニーはステージ4の癌と戦いながら、来年もアルバム発売を控えている。もちろん買う。

・「ATBPO」 ナイトレンジャー
 円熟味が頼もしい、若返りが嬉しいナイトレンジャー。ここ数作の充実度は半端ない。ロック、ミドル、バラード、縦横無尽の楽曲たち。配信でも良かったのに今作は購入の誘惑に負けた。
 
・「God Is Partying  」 アンドリューW.K.
 アニキからこんなにシリアスな作品が出てくるとは思わなかった。Meat Loafみたいな。あと歌詞カードを眺めていると。英詞がスゴく分かりやすい。中学生で習う単語や文法、日本語に馴染んだ英単語ばかり出てくるのが不思議。これは意図的?!

・「 The Quest 」  イエス
 イエスは昔の作品のほうが評価されるけど、車のCM曲ぐらいしか知らないぼくにとっては難解で敷居が高い。「The Quest」は初心者でも入りやすく、なおかつプログレしてる。プログレといえば音。曲が変わるたびに、脳の奥ほうが刺激される。

・「INNOCENCE」 ACIDMAN
 「ALMA」以来の衝撃。つまりACIDMANクラスのバンドになると毎回同じような作品を作るわけはなく、しかし「ALMA」の虜となった自分はどうしても第2第3の「ALMA」を求めてしまう。今回、久々に同じ空気を纏った「INNOCENCE」の登場。歌詞、メロディ、演奏、ヴォーカルをじっくりと味わいたい。
 ACIDMANといえばライヴ。観客と一緒に作り上げていく世界観があってアルバムも完結する。 
 いつになるのかな。