遠くなったセミ
意外なところでセミの脱け殻発見。地面から出てきたはいいけど、手近に登れる場所がなくて、ずいぶん地面を這ってきたみたい。そして登ってみたらプランターの縁が行き止まりであえなく脱皮。そんな哀愁を感じた。
梅雨明け早々セミが大合唱、というのもなくなった気がする。鳴いてはいるんだけど、ずいぶん遠くのほうから聞こえてくる。昔のようにどこにいても耳元で騒がれているような鬱陶しさが懐かしい。
カエルの鳴き声も同じ。夜眠るのには、ちょうど良いBGMに成り下がって?しまった。
自分で思っている以上に緑は着々と減っている。
もうひとつ驚いたのが、まだ7月なのにアブラゼミを見かけて、ツクツクボウシの声を聞いたこと。アブラゼミといったらお盆休み明けでしょ。ツクツクボウシといったら夏休み明けでしょ。
異常気象は身近な存在だと思っていたセミのイメージまで変えつつある。
寂しい。
2023 7 13