198 ひとりごと
字がうまくなりたい
うちの子どもが大きくなって そろそろ習い事を、という話になるけど、お金はかかるし、嫁さんと意見は合わないし...
ぼくは習い事なら絶対 習字がいいと思っている。他のものは本人が興味がなければ いずれ辞めてしまうだろうけど、字は一生ものだから。
ぼくは字が下手だ。50を過ぎた今からでも、ちょっとはうまくなりたいと思っている。というより、とりあえず自分が書いた字を「嫌いじゃない」ようになりたい。
我流に我流を重ねたぼくの字は一見「上手風」に見えるらしいけど、間近で見るのには耐えられない。ちょっとした絵画みたいなものか。
真横の線はちょっと角度をつけるとかっこいいと聞いて、でもやり過ぎて自分の書いた字が全部右肩上がりの時期もあった。
あと得意な字と苦手な字の落差が激しい。「第」などは何回書き直してみても気持ち悪い。「狙」は得意。学校の授業が退屈でずっと書いたり消したりを繰り返していたから。あぶないヤツ。何でこの字を選んだのかは不明。
してみると、技術云々よりも、書いた回数で字はうまくなるのか。「狙」なんて つも1000回ぐらいは書いたと思う。でも全部の文字×1000って...世の中に何個の文字が存在するのか....知らんけど。
最近の改訂は、数字の「7」。2画で書いていたのを一画にした。まだ馴染めなくて2画と1画が入り交じることもある。「1」に見えることもある。ダメじゃん。
最近の悩みは老眼。薔薇なんて字を書こうものなら中を塗り潰したくなる。
最近の心得。雑と下手は違う。下手でも丁寧に書いた自分の字は嫌いじゃない。
2023 6 19