傘、桃、カブトムシ、梨
会社の事情で、臨時の駐車場から職場まで、ちょっとした距離を歩くことになった。今まで必要の無かった傘をしょっちゅう忘れる。朝 降っていて夕方 雨が上がれば職場に傘を忘れる。その逆なら車に傘がある。両方に置いておけば 片寄る。ちょっとした距離でもゲリラったら悲惨。
職場まで歩く途中に桃の畑がある。この時期は桃の実が日に日に成長していく。日に日には大袈裟かもしれないけど、土日の連休明けはびっくりした。桃って2、3日あれば色づくんだね。
ぼくは美味しそうに実った桃よりも、地面に落ちた桃に目がいく。「カブトムシいないかな」。
子どもの頃に桃の皮をカブトムシの餌にしたら食い付きが良かった。「カブトムシにも桃は贅沢品って分かるんだ」なんて。
でも2、3日して気が付いた。「多分カブトムシまだサナギじゃん」。桃が市場に出回る時期との若干のズレ。
してみると、畑でカブトムシを見たいなら、梨あたりがベストかな。農家には迷惑な話だろうけど。
2023 6 15