イナゴの産卵を見た
仕事で草刈り作業を終え、ドスンと座り込んだ視線の先にイナゴ発見。こういうのを見ると、すぐ携帯のカメラで撮りたくなるけど、だいたい近づき過ぎて逃げられてしまう。
しばらくボーッと眺めていたら、イナゴが地面の上でしっぽをもぞもぞ動かしはじめた。
「ん!?産卵?」
そもそもバッタ類は草の葉に産卵するものだと思っていたのでびっくり。しっぽを器用に土の中へ、そのまま動かなくなった。近づいても逃げる気配がないので、貴重な産卵シーンをカメラに収める。
その後も10分くらい見ていたけど。さすがに飽きてきて、また仕事に戻る。お昼の休憩で覗いてみたら、まだ同じ体勢だった。
これ、いつまで続くのだろうと思っていると、別の一匹が目の前に現れた。畑とぼくの間のアスファルトに産卵しようとしている。
「いやいやいや....」ツッコミを入れながら畑の方へ追いやる。
辺りを見回すとあちこちにイナゴの姿が。
「君ら連れ産か」秋が短すぎてイナゴもスケジュールのやりくりが大変だ。
最初の一匹は結局、産卵に1時間以上も費やし、気が付いたら姿を消していた。
2023 10 20