詩
hideさんの「HURRY GO ROUND」。もう何回もカラオケで歌っていて、素晴らしい曲なのは間違いないんだけど、今回あることがきっかけで、歌詞に再注目。改めてhideさんの才能に感服した次第。
「詞」でありながら「詩」。
歌詞を追いながら思い浮かべる映像の鮮やかさと、歌詞カードを眺めながら感じられる日本語の美しさ、両方を兼ね備えている。
つまり、カラオケの画面で、ぶつ切りの歌詞を見ていては気付かないということ。
hideさんがサラッと書いた詞なのか、苦悩を重ねて絞り出した詞なのか、分からないけど....芸術だなぁ。本職の方が綴った小難しい詩(ごめんなさい)よりも分かりやすいのもいい。
~ 狂い咲く季節が 止めど無く溢れる また いつかと同じ 繰り返す戯れ 蔦の葉密やかに 根を広げた頃に 目に映る景色は
音も無く過ぎ去る ~
~ まわる まわる こま切れの 記憶の奥で瞬く
涙も雨も 砂に呑み込まれて 急ぎ廻れ砕けても 果敢無く散るが故にも 今を待たずに まわれ H urry merry-go-round 生き溺れても また春に会いましょう
春に会いましょう 春に会いましょう ~
ボールペン字の練習の一環で自分の気に入った文章や歌詞を手帳に書き写している。
先日はhideさんの「HURRY GO ROUND」。書いている途中で、インクが切れかかり、字が薄くなってきた。書き終わるまで もつか微妙。
ところが ~まわる まわる こま切れの ~ あたりからまた字が濃くなる。何だこの現象は!?
「おまえの筆圧のさじ加減だろ」
はい、そういうことにしておきます。
2023 3 27