されどススキ
ご多分に漏れず、ぼくの地域の秋祭りも2年連続で中止になった。
そうなると、例年お祭りの余韻のように楽しんでいた「中秋の名月」の存在感がにわかに増してくる。
我が家でも毎年「ススキ」と「和菓子」をお供えしているけど、このススキが最近見つけにくい。気象のせいか、穂が生える時期が年々遅くなっているような気がする。
ススキで毎年思い出すのは・・・
その年もススキを探し回ってやっと見つけた。けど、そういう場所に限って取りにくい。穂だけでなく葉っぱもついていたほうが見映えが良いだろう、と土手に入り込んで何とかGET。
「はいこれ、ススキノアキラ」なんて
嫁の刺すような冷たい視線に耐えられず、目を逸らしたタイミングで
「これちょっと長すぎる」チョッキン。
「エエェッ‼️」
それ以来、ススキは穂だけを採ることにした。
今年もススキを採るのに良い条件の場所はないか、今から目を光らせている。