柿畑を眺めるブーム
今年も気になる柿の木の一年。冬には真っ黒になった樹皮をきれいに削り取った黄金色の枝、春の青みがかった新緑の葉っぱ、夏から秋にかけて実が朱色に染まっていく過程、いつ見ても何度見ても飽きない。
今年の冬は偶然、樹皮を削る作業を目撃した。一本一本手作業でやっているらしく、まあ、大変な労力だと思う。ぼくが見た時はちょうど柿畑の半分ほど作業が終わっていて、作業前と作業後の色の対比がより際立っていた。人の肌もあんな風に若返ったらいいのに。
もうひとつ目撃情報。去年、ある柿畑では新芽の色がいつもよりくすんで見えた。「あれ、こんな色だったかなぁ」と気になっていたけど、最近その畑を見かけたら、ずいぶん大胆に枝が切り落とされていた。剪定を通り越して、これも若返りの一貫？。
2022 2 16
