シュールな時間
NHKのBSで日曜日の朝にやっている「ウルトラセブン」の再放送にハマっている。たまに雑事で忙しいときでも8時になると、2歳の娘が時報がわりに「セブン、セブン」と教えてくれるので、見逃すことはない。
まだ映像技術が発展途上だった時代の特撮は突っ込みどころ満載で微笑ましい。逆にそれを補って余りある演出やストーリーに没頭してしまうこともしばしば。アンパンマンがピンチになっても何とも思わないのに、セブンが絶体絶命のときのあのドキドキ感は何なんだろう。
最近気になるのは、夜とか洞窟の中とか、暗いシーンの時。映像が古いせいなのか、テレビが古いせいなのか、見ている人間が古いせいなのか、暗いシーンではなく、黒い画面を見ることになる。放送回によっては希に8割くらい暗いシーンのときがある。
真っ黒な画面を見ながら音声だけを聞いているシュールな時間。
2022 1 12